【パート1】ガレージシマヤが日本の総代理店しているkomo-tec(コモテック)ってどんな会社なの？

今年からガレージシマヤは完全週休二日に移行します。毎週月曜日及び火曜日は休祭日に係わらずお休みとさせて頂きます。

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ガレージシマヤが日本の総代理店しているコモテックの説明を今更ながらしたいと思っています。

長くなるのでパート１と２の2部構成で説明していきたいと思います。

パート１ではコモテックの会社概要及びどのような活動をしているのか説明していきます。

パート２ではコモテックのカスタムパーツがどのような環境で作られてどのように評価、試験されてから販売されているのか簡単ではありますが説明していきます。

まずはドイツの会社です。メンディヒと言う町で『LOTUS AM RING』と言うロータスの正規ディーラーを経営しています。　ロータスの新車及び中古車の販売をしつつ、整備、カスタムパーツの開発、販売、レース活動をコモテックで運営しています。

コモテックは以前ロータス正規ディーラーを運営していた頃のガレージシマヤと似ておりガレージシマヤとOUTERPLUSと同じような感じですね。

手前がロータスの正規ディーラーLOTUS AM RINGで奥の建屋がコモテックです。
道路を挟んで隣接していますね。

正規ディーラーLOTUS AM RING

整備、カスタムパーツ部門　komo-tec

敷地はでかいですね、総面積は約1900坪ですね。
（参考までにガレージシマヤは現在900坪で運営していて、これからさらに約500坪拡張予定です。）

会社の沿革は以下となります。

1997年　　会社設立　80㎡（24坪）の工場からスタート

2001年　　現在の場所に移動（総敷地面積3,000㎡（900坪）工場の広さ320㎡（97坪））

2010年　　ロータスサービス協力店になる

2011年　　シャシーダイナモ導入

2014年　　ロータス正規ディーラー契約締結　LOTUS AM RINGを建設（敷地面積3,200㎡（969坪）ショールーム兼サービス400㎡（121坪））

2019年　　エヴォーラGT4でLOTUS CUP EUROPEに参戦開始、工場エリアを360㎡（109坪）に拡張

2023年　　エミーラ―GT4でDTM Trophy 2023に参戦開始予定

そして今やヨーロッパ、いや世界でもロータスに関してトップクラスのチューニングノウハウやパーツ開発力を持つショップである事は疑いの余地が無いと思います。

しかも実際にロータスカップヨーロッパ（FIA国際規格シリーズ）にも参戦しているチームとなります。

ロータスカップヨーロッパは色々クラスを分けられているのですがGT4規格のエヴォーラGT4やエキシージCUP-Rで参戦しており、ここら辺はX-trac製のパドル式ドグが標準で装着されてたりするクルマで戦っています。

2022年では専属ドライバーのTamas Vizin選手が見事エキシージクラス（11台）でチャンピオンを獲得しています。

数多くの顧客を抱え、街乗りだけでなくサーキット走行そして本格的なレースも参戦しており2023年は２台のエミーラGT4を引っ提げてDTM Trophy 2023に参戦することが確定していて、アストンマーティン、BMW、マクラーレンやポルシェと競い合います。ちょっと弊社とは違い本格的なレース活動を実施しているショップなんです（笑）

纏めるとコモテックは大きく3つの部門に分かれています。

ロータス正規ディーラー部門（新車、中古車販売）

サービス、メンテナンス部門（カスタム、チューニングパーツの企画、開発、製造、販売もここに含まれる）

レーシング部門　独自のレースカーや顧客所有の現行および歴史的なレースカー（1964年製のLotus 30など）をドイツとヨーロッパで運営およびサポートしています。Lotus Cup Europe以外にも、Masters Endurance Legends ChampionshipやLotus CEトラックデイでもスポーツレーシングカーを走らせています。

ちなみにニュルブルクリンクサーキットまで車で約30分、オールージュで有名なベルギーのスパフランコルシャンサーキットまで車で約2時間、ホッケンハイムサーキットも約2時間、オランダのゾルダーまで約2時間半です（笑）